Kobayashi Shunsuke 小林駿介 Public Office

2016 SID SLOTTOW-OHWAKI PRIZE を受賞致してまして

この度、 2016 SID SLOTTOW-OHWAKI PRIZE を受賞致しました。

SID 2016 Award Winners

これもSID 日本支部長,面谷真先生をはじめ、内池先生, 篠田先生、皆様に方のご指導、ご鞭撻の賜物と感謝しております。私のSID Symposium への参加は1973以来で只一度だけ欠席で発表をして来ました。この度の賞はご存知の様に、情報表示の分野で教育に対する寄与です。

思い出せば、東京農工大学、山口東京理科大学で1971年以来、43年間で、卒研性350人、修士130人(中国5、韓国1、ブラジル、を含む)、博士13人(中国2、韓国1、アメリカ1、インド1、シンガポール1を含む)、博士研究員5(中国2、韓国1、インド2、ベトナム1を含む)、Visiting Professors、KSU(USA)6、フィリピン3、マレイシャ2、ロシヤ1、会社から研究者技術者 30人でした。

当時,液晶ディスプレイ技術は勃興期で、とくに界面配向による光学的無欠陥のTN,STN,FLC,VAなどの技術で、それらのラビングと光配向に対する理論的理解の確立と実施例を大学が担当して、ポリイミドなどの材料を会社が担当されました。
これらを共同で進めてきた結果、無欠陥LCDの実現をして、LCDの量産化に寄与しました。これら仕事をされた方々が今日会社でも指導的的立場になられています。

今日、日本がこの分野で支配的になってきていると思います。また、卒業した、学部、大学院を卒業された方々のそれぞれの国で指導的役割をはたしておられます。
今回の受賞はこれらの皆さまのお陰でありまして、ここに改めて感謝致します。

SIDでは Pre-symposium Briefing for Overseas Speakers のTutor とmoderator を43年間務めてきて1200人の方の発表に対する suggestion をしてきました。これに関しては別の機会にご紹介したいと思います。

写真は、1992年東京農工大学での社会人博士学生、留学生を含めた土曜大学院セミナーでの記念撮影です。二枚目はSID上記 Briefing と Author interviewの発明者 Lewis  Winner 氏(中央)と故鈴木忠二(シャープ)(右)、 (左) 筆者です。